読み鍋屋

杓子を逃げしものや何

50本目のブログだぜッ!!!

はじめに

昨年10月から始めたこのブログ、仲間と共同で記事を書いて投稿してきましたが、お陰さまで私の書いた記事が本稿で50本を迎えました。読んでくださるみなさま、反応してくださるみなさま、そして毎度原稿チェックをして最初の読者になってくださるお仲間のみなさま、いつもありがとうございます!50本目の本稿では、これまでの50本を振り返ります!

おすすめの10本

最初に、私がこれまでに書いた50本の中から、思い入れのある、反響が大きかった、などなどおすすめの10本を投稿日順にご紹介しつつ、書いた当時のことを回顧しながら(と言っても1年も経っていないけど)、このブログの軌跡をたどります。

1. 津野米咲さんの一周忌に寄せて

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2021年10月18日に投稿。このブログを始めようという話になり、初めての会議をしてライングループが立ち上がったのが昨年の9月末。ブログサイトを選ぶところから皆で右往左往していたのに急ピッチで開設を進め、わずか半月後の10月中旬に始めさせてもらったのは、この記事をどうしてもこの日に投稿したかったから。この記事を何度も読み返しながら書いて投稿したこともあって、10月はすごく塞ぎ込んだ気分になっていたけれど、投稿日を境にぐっと冷え込んだこともあって、ちょっと気分を切り替えられた。これまでで最も(良くも悪くも)魂を込めて書いた記事。投稿から3日間で250アクセスくらいを頂き、単独ではおそらく最も多くの方に読んでいただいた。

2. リリィズのライブを観に行った話

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2021年11月9日に投稿。このライブ遠征旅行が本当に楽しかった。おかげで切り替えられかけてた気分が完全に切り替わった!リリィズはとっても素敵なバンドだけど、以前制作されていたウェブサイトがサービス終了でもう観られなくなってしまったので、「今インターネットで観られる一番詳しいリリィズの紹介サイト」を目指して、ファンレターのように心を込めて記事を書きました。本人にも読んでもらえて嬉しかった!

3. 赤い公園のラブソングは絶品

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2022年1月10日に投稿。はてなブログの年末年始特別お題が「わたしの推し」だったので、好きなことについて長々と話しがちな私にうってつけのお題だ!!と気合を入れて書いたけど、特集サイトに掲載された165本の記事のうち、スターがつかない最後の3本にまで残ってしまい、やはり誰もが知っている人や作品の推しポイントを語る記事にはスターの数で太刀打ちできないな…と痛感した。とはいえはてブロ公式Twitterで紹介してもらったり、通算1,000アクセス突破したり、最終的に現時点でグリーン1つ、黄色7つのスターをいただいたり、初めてTwitterで言及してくれる方が現れたり、ブログきっかけでTwitterで繋がれて、更にはじめての読者になってくれた方がいたりして、色々と初めての反響をもらえて嬉しかった。

そして、この記事の公開後に背景色とデザインを変えてみたり、サブカテゴリーを作ってみたり、ブログアイコンを一梨さんが書いてくれたかっこいいやつに変えたり*1と、色々と今のブログスタイルが確立する節目の頃の記事という意味でも重要な位置づけだった。

4. 「五等分の花嫁」1期第1話を観て初見で声優を当てる試み

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2022年1月28日投稿。私はアニメを観るのも好きで語るのも好きだけど、ここまでにアニメ関連で一番面白かった記事を挙げるとしたらこの記事。とはいってもそのコンテンツの本質は一梨さんのリアクションで、私は一梨さんを焚き付けて1話を見せ、書き起こすのがほとんどだったので、本稿で紹介する10本の中ではかなり例外的な1本だと思う。しかし一梨さんのフッ軽具合もリアクションの面白さもピカイチだった。またコラボ記事書きたいなー!…と言いつつまだ書き起こせていない音源があったり、五等分の花嫁ネタで溜まっているトピックもあるので、とりあえずそれを記事に仕立て上げなきゃ!

5. 朝からフランスパンを食べたい

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2022年2月6日投稿。ちょっといつもと文体を変えてエッセイ記事にしてみた。この頃は感染拡大のさなかで病み始めていたのもあって、飲み屋で会話できない分鹿児島の友達にも読んでもらおう、とインスタのストーリーでも投稿した記事を宣伝し始めた。その2本目がこの記事で、なかなか会心のストーリー画像が出来上がった。そしてその甲斐もあり(?)、鹿児島の友達からあの記事良かったよとコメントを貰えて嬉しかった!

6. 好きな曲をギターのコード弾きで楽しむための備忘録 前編:押さえ方の体系的な整理

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2022年3月8日投稿。ギターを始めて1年が経って、それまで断続的なブームを経て少しずつギターのことが理解できてきた。押さえ方を構成音とかじゃなく単に図形的に捉えて解説している記事が案外見つからなかったので書いてみた。赤い公園つながりでギターを弾く方々からもリアクションをいただけたのが嬉しかった!

最近の私はと言うと、この記事で紹介した簡略化コードが定着し、ちょっとずつ押さえる弦の本数が増やせてきている。そしてライブでギタリストが弾く様子でなんとなくコードが分かるようになってきた。

しかしギター初心者の人にもっと普遍的に読んでもらえたら嬉しいなあ。どうすれば読んでもらえるかな。

7. Vペンとの出会い

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2022年4月2日投稿。ブログを立ち上げたときからやりたかった手書き記事が、ブログ開設から半年近く経ってようやく実現。インスタのストーリーに上げ始めてから、長いというコメントを貰ったことで、もっとサクッと読んでもらえるように短くまとめるのも大事だな…と思い始めて約1ヶ月。この記事がこれまでの50本で最も文字数の少ない、象徴的な記事。他の記事も字数が全体的に少なく(長くなりそうなら記事を分割するように)なっていった。詳しくは後述する。

閑話休題。この記事は最も文字数が短かったものの、鹿児島で知り合った元パイロット社員の方に紹介したらいたく喜んでくれて嬉しかった。やはり人の心に響くかどうかは長さに関係ないのだな。今度またnew gearを手に入れたのでそれで手書き記事を書いちゃう!

8. 羊文学レコ発ツアー「OOPARTS」セトリ大予想

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2022年5月26日投稿。羊文学フィーバーが個人的にすごかった5月、羊文学だけで3本合わせて21,668文字ものボリュームの記事を書き上げた。しかしここから1本絞るのが難しかった。「our hope」のレビューはインスタのストーリーで鹿児島友達が紹介してくれて、初めてはてブロのトピックページにも載った思い入れのある記事だったけど、やっぱり羊文学ファンの皆さんに見つけてもらって、Twitterでも繋がれた、こちらのセトリ予想記事を選ばせてもらいました。本音を言えば3本とも読んでほしい。この記事と赤い公園記事の投稿ラッシュ(こちらの記事は赤い公園officialTwitterアカウントにいいねしてもらった!)の結果、27日から29日にかけての3日間で300アクセスいただき、週間アクセス数ではおそらく歴代最高を記録した。

9. アーティスト比例代表選挙やってみた

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2022年6月22日投稿。私のブログの中で最も変わったカテゴリーがこの「統計遊び」であることは自信を持って言えるのだけど、さらに選挙と絡めたこの切り口でブログを書く人なんていないだろう、と思い、統計遊び記事の中でも最も満足の行く出来になったのでチョイスした。統計遊びって何?って思った方はヨウチェケラー。しかしこのカテゴリーは特に、簡潔に魅力的に書くのが難しい。そしてほとんど反響もなく自己満足極まっている。(笑) とはいえこの記事は高校の同級生がインスタのDMで評価コメントをくれた。嬉しい。試行錯誤は続く。

10. 今年最悪の二日酔いに苛まれた話

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2022年7月26日投稿。49本目の記事。ここまでの9本は割とすんなり選ぶことができたけどもう一本が悩む…!と思い、これまでの50本をチェックしてくれた共同制作者に、ラスト1本を選んでくれー!と頼んだらこれを選んでくれた。フランスパンの次点らしい。いや本当にしんどかったんだって…この気持ちを忘れない。皆にも気をつけてほしい。

お気に入りのストーリー画像

前章でも少し言及したが、最近はパワポでインスタのストーリーにて宣伝するためのストーリー画像を作っている。お気に入りを何枚か紹介する。

(左)縦長の画面を活用するのは難しいが、バゲットを配置したフランスパン記事の画像はうまく行ったと思う。
(右)初期には記事の内容をかいつまんで書いていたが、どうもごちゃついてしまい苦戦していた。この頃から象徴的な画像とリンクのみのシンプル路線に変更し始めたが、この画像は2つのジャケットを並べて斜めに切ることで、画面を最大限活かすことに成功した。

(左)初めてミュージック機能を使ったストーリーを投稿できた!
(右)議会の政党別議席数グラフって図形的に美しいと思うのです。記事中での結果を示す図は、アーティストが判別しやすいよう鮮やかなカラーリングとともに見せていたが、ここではその幾何学的な美を強調するために、色をグレースケールに単純化させて、同時にどれがどのアーティストなのかも気になるようにできた会心の作

 

(左・右)2日間の旅行記の前後編記事に2つのストーリー画像。2つのテキストボックスの位置は固定して背景だけ切り替わるように見せられたのがお気に入りポイント。

50本の統計的なまとめ

カテゴリの内訳

私が記事を書きたくなるようなトピックの傾向を見る。なお、親カテゴリーに入れずにサブカテゴリーにのみ入れている記事もあるので、サイドバーに表示された数と合わないことに注意。

最も多かったのが、「音楽」24本。半数近くにのぼる。うち、赤い公園が7本、放課後ティータイムが6本、羊文学が5本、ギターが6本、再生回数が4本。ギターと再生回数にはアーティストカテゴリとの重複あり。

次いで多かったのが、「漫画・アニメ」17本。言及した作品は「五等分の花嫁」5本、けいおん!4本、その他平家物語クレヨンしんちゃん、その着せ替え人形は恋をする、アイの歌声を聴かせてetc.。音楽とアニメ両方に言及しているのは7本。

さらに「映画」が7本で続く。アニメ映画は5本、実写映画は4本(両方に言及しているのが2本)。

こうして見ると、8割方は音楽、アニメ、ドラマなどの芸術作品に対する感想や、それを受けて巡らせた考えをまとめたものだった。一方で日記、グルメ、野球など、それ以外の文化に触れた日常について書くことも多かった。そして、好きなアーティストが同じなど、共通の趣味を介して仲良くなった方々(主にTwitterのフォロワー)からはその趣味についての記事の反響をたくさんいただき、直接知り合って仲良くなった方々(主に鹿児島に住むInstagramのフォロワー)からは日常寄りの記事に反響をたくさんいただいた、というのが私の肌感覚だ。特に趣味が共通しているわけではない共同編集者が選びたい作品がフランスパンと二日酔いだったことも、その仮説を補強する*2

記事あたりの文字数

はてなブログの編集画面において表示される文字数を各記事で集計した。その記事の4本前からその記事までの5本における文字数の移動平均を以下に示す。おすすめ記事7本目にて言及した通り、最初は長い記事をよく書いていたが、徐々に字数を減らして1本の記事に時間をかけなくて済むように推移していった。まあ継続させる為に、1本を完成させる労力を減らしてきたとも言える。

このブログではサブカテゴリーに各記事の文字数を用意している(~2000,2000~4000,4000~8000,8000~)。どのくらいの長さの文章が読めるかのコンディションで読む記事を選べるので、適宜ご活用いただければ幸いである。

月間執筆文字数

各月に投稿した記事の合計文字数を以下に示す。投稿間隔を空けすぎないよう、あるいは注目してもらえそうなタイミングまで温めるために、書き上げてから投稿までに月をまたぐこともしばしばあることに注意。

月ごとに交互に増減を繰り返しているのが興味深い。始めた次の月には、アイ歌対談記事*3があったこともあり、月間4万文字を超えたが、その後は1万字台と2万字台を往来している。

累計文字数

これまでに228,506文字の文章をこのブログで垂れ流してきた。この解析サイトによると、Twitterでの私の平均ツイート文字数は24文字だった。この結果が果たしてすべてのツイートを解析した結果なのかは分からないが、仮に全ツイートの平均がこの値だったとすると、2016年4月1日に開設してから2022年7月20日終了時点までの約6年3ヶ月の私のツイート数は9,478なので、いままでTwitterで垂れ流してきた総文字数は227,472文字ということになる。ほぼ一緒だ…!Σ( ̄□ ̄;)そして私の執筆した修士論文49,447文字(スペースを含めない)の4.5倍…好きなことの話には筆が進むね。笑

頂いたスター

60個。Twitterでのいいねより1個の重みが違って嬉しいです。ありがとうございます。

今後の抱負

まず投稿ペースを落とさない。これまで週1より少し短い5~6日に1本のペースで記事を投稿してきたので、100本目まで週1より遅いペースにはならないようにしたい。引き続き月5本目標。そして2週間以上投稿間隔を空けない。月間文字数も引き続き1万文字は維持する。

そうこうしているうちに読者の方も増えてくれると嬉しい。現在読者になっていただいている8人の皆様、ありがとうございます。これからもよろしくお願いします。

*1:このアイコンのコンセプトの話してほしいな~って当時話していたが結局流れていた。1周年とかのタイミングで書いてくれますように(目配せ)

*2:だからこそ、趣味に狂って早口のオタクになる記事をこれだけたくさん読み続けてくれた共同運営者には頭が上がらない

*3:前編後編合わせて22,306文字…!