読み鍋屋

杓子を逃げしものや何

この錦木千束が尊い!! #3

はじめに

皆さんお元気ですか。わたしはお陰さまで元気です。寝覚めが良いです。ちさとが元気で私も元気。

この記事はテレビアニメ「リコリス・リコイル」の3話で、主人公錦木千束の声が好きなシーンを集めてまとめた記事です。1話から読みたい方はこちらにアクセスしてください。

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与太話

本題に入る前にちょこっとだけリコリコオタ活の様子を。こないだアニメイトに行った。でもリコリコグッズ全然売ってない。こんなに人気なのに…と途方に暮れ、とりあえずビジュアルアクリルボードだけ予約した。こんな右往左往の仕方をしているのは、今年は私にとって最もアニメの流行の最先端を追いかけているミーハー年だからだ。1月に「五等分の花嫁」にハマり*1、4月にはもともと原作を読んで好きだった「SPY×FAMILY」のアニメ1期を楽しみ*2、6月に「その着せ替え人形は恋をする」にハマり*3、7月に「チェンソーマン」にハマり*4、そして今月「リコリコ」にハマった。リアルタイムからの遅れがどんどん短くなり、ついに「リコリコ」では次の7話からリアタイ視聴ができるようになり、流行の最前線に追いついた形。

そんなわけで、流行りはじめのアニメのグッズ展開の様子を見るのは初めてなのだ。BD-BOXが出たら欲しい。でも「着せ恋」も放送終了から半年近く経ってBOX化の報せがないから、けっこう時間がかかるもんなんだろうか。メイドラゴンも1期から4年後の2期直前までBOX化してないみたいだしな。今度調べてみるか。なんか焦らされた末にファンたちが少しずつ供給される円盤やグッズに散財する気持ちがわかる気がしてきた。

サントラ別売りしてほしかったけどな~*5確かに枚数そんなに見込めないだろうからな~…。と思うと1枚めだけ買おうかなとか思うけど、1枚目を買ったらその後も欲しくなるんだろうな…。まあ特典もついてくるしBOXが出たら売ろうと自分に言い聞かせながら*6、1枚めだけ買おうかな。サントラだけで2,500円くらい、特典が500円相当と考えると、円盤本体の値段は6000円弱だしな。はいポチー。…人生で初めて単巻BD買いました。でかいポスターとサントラに弱い。やっぱ初めてだし、BD-BOXが出たとしても手放さんとこ。これが流行に乗るということか。。。笑

本題

ちょっと前置きが長くなった。さて3話でございますよ皆さん。2話はそんなに正座待機していたわけではなく、普通に観ている自分も騙されてちさとと同じような気分になる楽しみ方だった。そして3話。初回にちょっとだけ出てきた、たきなの元同僚が出てきて、ちさととの関係性にも深みが与えられる回。たきなが馴染み始めるのと時同じくして私も馴染み始め、本格的にリコリコを好きになってきた回なので、見どころたくさんで、なんとなくベストシーンの予想もできる。本命が推定22分くらいの電車でのあのシーン、対抗が推定14分くらいのたくさんイラストが投稿されてるあのシーンと推定16分のあのカッコイイシーン、大穴がコロンビア。笑

これまで同様、推しポイントの説明の中でかぎかっこに囲まれて発音を説明する箇所では、半角文字は時間が短めなことを表し、""(ダブルクオーテーション)で囲まれた文字にアクセントが来る。数が増えると更にトーンが上がる。シングルクオーテーションは弱めのアクセント。

推し度合いの表記

これまでの2回に引き続き、以下のような基準に従って星でその台詞の推し度合いを表す。これまで1度も出ていない☆☆☆☆☆、今回は登場するのでしょうか。

☆★★★★

普通に聞いていて心地が良い。この星の数で取り上げている場合は、声以外の仕草などに特筆すべき魅力を感じたということである。

☆☆★★★

一時停止して聞き返してみたくなる。ここ以上を列挙していく。仕草など声以外の要素を踏まえると☆☆☆★★以上になっていることもしばしば。

☆☆☆★★

心拍数が上がる。声はなんとか留められる。ニヤニヤは抑えられない。

☆☆☆☆★

極まって思わず声を上げてしまう。

☆☆☆☆☆

理性消失。声にならない叫びを上げて思わず体を前後に揺らしてしまう。

推しシーン全集

今回はあんまりネタバレ気にせずに推しポイントをディテールまで述べていきます。見てない方はお先に見てみて!

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2:55「というわけで閉店、ボドゲ会スタート!!」☆☆☆★★

またちさとの第一声*7をノミネートさせてしまった。笑 今日はおめめパッチリ状態での第一声でありました*8。イントネーションは「"とゆ"ーわけで"ぇ"~~閉店ボド"ゲ" ""会"" ""ス"" """タート"""!!」みたいな感じ。後半どんどんトーンが上がる。はっちゃけると変なイントネーションになるちさと、第一声からめちゃおもろい😂この後のPAN*9がサッ→人物にフォーカスしてゆっくり、の繰り返しでこれがまた気持ちいい。

4:32「うぉ~バカー服ー!!」☆☆☆★★

優しくたきなを誘うちさととか、ミカに甘えるちさととか、ここまでの1分半でもノミネートさせようか迷う箇所が3箇所くらいあったけど苦渋の決断で見送り。ここも悩んだが「うぉー"バカー" ""服ー""!!」と驚きの中でもトーンが三段階で徐々に上がっているのが面白かったのでノミネート。

4:48「わかったよ…たきな」☆☆★★★

劇中いくらでも名前読んでるのにここでポツリと呟くようにたきなの名前を呼びかけるちさとの声にぐっと来た!好き!!!

5:10「一個だけだし」☆☆☆★★

検診前に飴をつまみ食いしようとしてたきなに叱られるちさとかわ。2話でもだったけど、また電車の座席を回転させて対面にしてる、そんなにウキウキしちゃって~…と思ったけど、もしかしてもともと対面で固定されてる車両だったりする?窓も向かい合わせシンメトリーだからそうなのかも。そもそも2話で乗ってた路線とは違ったかしら。

声の話からちょっと逸れた。イントネーションは「"い"っこだ'け'だしぃ」。ちょっと甘えるニュアンスが含まれるときには間延びする🤭その後たきなからぐうの音も出ない指摘を受け「はぁい…」と言うところまで良き。ここで包み紙の音しつつ映像ではちゃんと確認できないけど、食べるのやめたって解釈で合ってるよね…?

6:53「おや」☆☆☆★★

劇中でちさとがフキと初めて対面する場面。ちょっとのぺっとした言い方好き。入る前に1枚ずつ扉とカーテンを開いていく視線誘導がまた心地いい。

6:55「しっかり者のフキさんがライセンス更新の最終日なんて、どうしちゃったの~?」☆☆★★★

「さ"い"しゅうび」に文全体のアクセント。ここでの皮肉はまだ余裕のあるのが、後からの場面との対比になるので覚えといてくださーい。ほんで自分がライセンス更新の最終日までほったらかしてたことを自白することにもなってるのが、自分を棚に上げてるというよりも棚から出してるというほうが適切な感じになっていて可笑しい。また一言ずつノミネートする症候群を発症し始めた🙄

7:14「『任務外の勝手な外出はできない』って言うんでしょう?」☆☆☆★★

対面からたった20秒で声真似いただきましたー😆そのあと、ミカに会いたがってるのに会いに行かないフキをからかうところまで含めて注目。冷静に事実を並べて考えてみたら、フキのほうがしっかりしてるのは一目瞭然なのに、完全にちさとのペースになっているところが、ちさとの人を巻き込む推進力やカリスマ性をよく表している。ちさとのそういうところが好き。てかちさとの背中きれい!!!ほんで着替えたトレ着がかわいい!!

8:03「いや、ありますよ?でも、親離れ?みたいな?」☆☆☆★★

ゆっくりじっくり語って穏やかに聴ける会話だけど、ちさとの抑揚の幅広さは維持できてて好きな台詞。確かに先生連れてってたら親離れって言わないわ。笑

8:18「そんな事言わないでさー」☆☆☆★★

昔野球観戦に行った時に、球場併設のミュージアムに動体視力テストコーナーがあってやった記憶がある。フキの様子見てて、おー反射神経ええなーすごいなーと思ってたらちさとは目にも留まらぬ速さで笑ってしまった。いやそれで口調はそのままのんびりなのおかしいやろ!!😂この子多分ギターボーカルとかのセンスもあるで!!!

8:23「ウッフゥ」☆☆☆★★

高跳びで板にタッチした時の掛け声。反復横跳びの後も高跳びの後も腰に手を当てて澄ました顔してるの好き。あとさっきの反復横跳びの腕組みの仕方、ちさとは外組み、フキは内組みなのが二人のリラックスしたときの違いを細かく表してて好き。

8:40「どーもー」☆☆★★★

楠木司令に対して「どぉもぉ」みたいな間延びした挨拶。その後たきなの処遇のことをちゃんと追及して「あーごまかしたー!」って言うところまで言うところはきっちり言うちさとがかっこいい。

9:45「通信障害!?」☆☆☆★★

振り向いて楠木司令を睨む顔がかっこいい。シリアスな場面だけどやっぱこのかわいい声のまま啖呵切ってるの尊くてうるうる。こんなところでうるうるしてちゃ後半どうなってしまうんだ。。。笑

11:12「黙れ小僧」☆☆☆☆★

もののけ姫キター!!!原典に引っ張られずちさと流のイントネーションで再生産されててかっこよくて好き!!

11:33「これって言うな!!」☆☆☆☆★

"れ"の巻き舌😂😂😂どんどん啖呵のテンションが上っていく😂😂😂ただのアホだってフキに言われた後の「ヌ゛ッ」も好き😂

13:13「そんな意外そうな顔しないで」☆☆☆☆★

さっきまであれだけ啖呵切ってたちさとがたきなと二人の場面で優しくたしなめるのがさあ!!!ああ!!好き!!

14:05「あのときたきなは仲間を救いたかった。それは命令じゃない。自分で決めたことでしょう?それが一番大事。」☆★★★★

これは声というよりも内容がしみじみと好き。特にDAという場所では規律を守り組織の駒として動くことが重要視されるため、自分の信念に従って行動することが否定されがちである。DAの外側で自分の信念を最も大事にするちさとの行動理念が、そんなたきなの行動を全肯定するものだった。つまりDAに居場所はなくてもリコリコに居場所はあると、ここから伝え始めてくれているのだ。自分の信念に従って行動することは画面を挟んだ私達にとっても大事なことだと思うので、私はちさとに深く共感した。

14:57「たきな…今は次に進む時」☆☆☆☆★

4:48と同じく小さな声でたきなを呼んでいる場面だが、今度は抱きしめながら耳元で囁くように呼んでいる。イヤホンで聴いて鳥肌が立った。

15:16「私はきみと逢えて嬉しい!嬉しい嬉しい!!」☆☆☆☆☆

視聴者のほぼ全員が、印象に残った場面はどこですかと訊かれたら挙げるであろうこの場面。もう私が言及するまでもないと思うけど、それでも声を大にしてこの場面が素晴らしいと伝えたい。

その前に抱きしめているところを見られて、本人たちに聞こえるように茶化す周りのリコリスの声を聞きながらも、構わず*10更に抱えあげて満面の笑みで伝える(この笑顔の作画がまた良いんだ)この場面に涙が止まらない。ここに居場所はもうないというたきながDAに戻ることを否定するでもなく、でも今のちさとにとってたきなが大事な存在なのだ、という事を声を大にして伝える。たきなの居場所はちさとのいるリコリコに確かに存在するのだ、という実感を与え、たきなの心が雪融けしていく。本作の2人の関係性にとってもとっても重要なターニングポイント。ビジュアル面でも沢山の人がファンアートを描きたくなる見栄えする構図、全部が素晴らしいシーン!!

続く、「誰かの期待に答えるために悲しくなるなんてつまんないって!」も自己肯定感を上げてくれる素敵な台詞。

このシーンでリコリコに本格的に惹かれ始めたのだと、見返した今あらためて実感する。私が千束に魅力を感じてまた憧れを抱く理由が、この場面に詰まっている。

15:47「私はいつも、やりたいこと最優先!まあ、それで失敗も多いんだけど、」☆☆☆★★

最優先、で指を立てながらおどけて、その後謙遜をするスマートさ。春風どれみ津野米咲、フィクションでもノンフィクションでも、私の憧れる小粋な人々に共通する魅力だ。

15:53「今は!たきなにひどいこと言ったあいつらをぶちのめしたいので、ちょっと行ってきますよ」☆☆☆☆★

一個前のノミネートシーンと連続するんだけどそれぞれ異なる魅力があるからあえて別シーンとしてノミネート。「"ぶ"ちのめしたいので」が声に出して読みたいクチの悪い日本語過ぎる。笑「ちょっと行ってきますよ」がさあ!11:33からの13:13で見せた緩急をまたここでも!!その直前にぶちのめしたいって言ってた人とは思えないくらい穏やかで優しくてしゅき~~~~~!!!!!

17:14「人を見る目がないねぇ~よくそんなのでファーストやってんね」☆☆☆★★

「やってんね?」がはっきり聴こえるような発声が良き。フキへの皮肉とたきなへの信頼が込められた良い台詞、今度はちさとの腕組みのフォームが内組みになっている。ファイティングポーズに切り替わってるぜ、かっこいいぜ!

17:21「何だとテメーどこ中だコラァ!」☆☆☆☆★

「な ん だ と テ メ ど こ 中だゴルルルァア!!!」みたいなイントネーション。タメからの爆発!かわいい声と、巻き舌とガラの悪い台詞のギャップがめちゃめちゃツボ!!
あんたら中学に通ってないだろ😂😂😂それを言わせたフキの台詞は「お前こそその制服は飾りか?ゴムしか撃てねぇ腰抜けェ」、何を言うとちさとを着火できるか熟知しているフキならでは。結局あんたら仲いいじゃん、じゃれあいじゃんってなる🤭「ゴルルルァア!!!」あたりの絵で下唇の下にしわが出来てんの好き。続く応酬は「アァ?頭ん中までゴムになったのか?電波塔の麓で一生茶ァでも入れてろや!」「なんだとこのぉ?!」…ちさとのボキャブラリーが乏しすぎる😂😂😂そしてさくらの「あんたら…仲いいっすね!」…今回で唯一さくらに同意したセリフ(笑)彼女は敵も味方もなく全方位に煽っていくスタイルなんだな、その潔さは認める。

17:37「どうぞどうぞ?」☆☆☆★★

最初っからトーン高いのに更にトーンが上がる言い方。相手の挑発に完全に乗せられてるのが可笑しい😂😂

このシーンについてのフキや、その後の楠木司令についての解釈がすごく深い方のツイートを見つけた。

なるほど確かに、ちゃんと見ていたら導けることばかりだ!アニメを見ていても人と話していても、このくらい気づける人にワタシハナリタイ。

18:01「おお…やるな」☆☆★★★

ノールックショットのフキを避けてのちさとの一言。フキはちさとが、相手が撃とうとする予兆を見て弾を避けることを熟知して不意打ちをかましてきた。さすが元バディ。そしてそれを涼しげに避けて冷静につぶやいたちさとのこの台詞がかっこいい~~!!劇伴もストリングスがかっこいい!!最高!!こういう場面にはクールなストリングスがよく似合うよね!!

18:08「そぉい!!」☆☆☆★★

ドアをぶち壊してノリノリになってるちさとの掛け声。前回の「よっそ」に続いてオーソドックスではない掛け声だけど、すごくちさとにフィットしてるというか、より実際の人間が出す言葉にならない声を最高に表現している!

18:20「なかなかいい腕してる」☆☆☆★★

弾を全弾避けてゼロ距離で銃を突きつけながらつぶやくこのシーン、かっこいい~~(T_T)無敵アサシンや!!

18:22「ダーメ、こんな近くで腕伸ばしたら」☆☆☆★★

最初からトーン高めで「ダー"メ"」、からの「こんな近くで腕伸ばしたら」は子供に諭すように穏やかに。赤子の手をひねるように、とはこのことか。ガッゴイ゛イ゛!!!

18:25「もう2回死んでるよ?」☆☆☆☆★

イキって煽るさくらと違って実力が説得力を持つ強者の煽りでグウの音も出ねぇ…!!ここ6秒間で3個めのノミネートさせちゃった!!実戦じゃないからこそ余裕で軽口を叩けているために、これまでの2話で全然ノミネートできなかった反動がこの結果ですわ。普段ついだらしない顔でニコニコして眺めてしまうのに、スイッチが入った途端こんなかっこよかったら、そら惚れてまうやろーー!!

19:10「忘れ物ですよ~」☆★★★★

この後さくらの全ての弾を避けてさらにトドメを食らわすところを見て、この台詞がちさとからの最後通牒だったということに気付くのである。たきながついにやってきたことに、ちさとは気づいていたのかな、たきなが走ってきてフキに一発かましてとどめを刺すまでが、本当にかっこよくてバイブスが上がる!!避けて髪の毛がひらっと舞うところ、ちさとが味方の弾を避けるところが好き!!

20:03「やるじゃん」☆☆☆★★

フキにかけた言葉より、さくらにかけた言葉より、たきなにかけたこの言葉が好き。それは、フキを一発で仕留めたことへの賛辞であるとともに、DAに固執するのは一旦やめてリコリコでの時間を試してみよう、というちさとの提案を受け入れて前進し始めたたきなを称える言葉であるから。

21:02「置いてっちゃうぞ~?置いてかないけど!」☆☆★★★

特に反応を確認せずすぐに置いてかないけどって嬉しそうに言うところに、ちさとがたきなを好きな様子が溢れてて好き!

22:12「でも!スカッとしたな?」☆☆☆☆★

この回の締めの台詞としてこれ以上ないよね!!!「スカッとしたな?」の響きだけでもうスカッとする、単品でも美味しくいただける最高の響きなのに、この22分を重ねて最後に出てくるデザートのような出番、これ以上ない最高のタイミングっす先輩!!ここ何の劇伴も流れずにちゃんと聴かせてくれてありがとう監督&音響監督!!!返事するたきなもちょっとにやけて「えぇ」だけなのが、これまでのたきなからの連続性を感じさせつつちょっと変化が見えて良き!!名バディとしての名を確立した瞬間です!!この直前の「非常識な人ですよ…千束は」でちさと呼び初・解・禁(やりたいこと最・優・先!のトーンで)だっけ?→確認してみたら13:20「ちさとさん」13:42「あなた」なので多分そう。てか改めて、ここで悲嘆に暮れていたたきなが悪い笑みを取り戻して本当によかった…!

集計結果

今回の推しポイントは以下のようになりました。毎度のごとく、目次形式で貼り付けます。

☆☆☆☆☆:1

ついに今シリーズ初の☆5がノミネート!!評価基準に書いたような行動とはちょっと違うんだけど、どうしてもこのシーンは涙なしでは見られない場面なので、文句無しの☆☆☆☆☆です!!

☆☆☆☆★:8

どこ中だコラァァ!!」と、「スカッとしたな?」は、☆5をゲットした「私はきみと逢えて嬉しい!」が無かったらベストシーンに選ばれててもおかしくないシーンだった。この3つは感動部門、爆笑部門、快感部門でそれぞれベストって感じだな、感動部門がやはり文字通り心動かしやすかった。しかたねぇ。

☆☆☆★★:16

はい、☆☆☆☆☆と☆☆☆☆★だけでなく、☆☆☆★★もこれまでの3回で最多となりました。ちさたきという本作最大バディに加えて、互いを知り尽くし相手の導火線も把握しきっているちさフキコンビのお陰だと思います。ちさたきで最も星を稼いだのはやはり噴水前の約3分間、☆5×1、☆4×3、☆3×1、☆1×1の計5回。ちさフキで最も稼いだのは二人が着替えてから検査を受けるまでの約2分半、☆3×5、☆2×1の計6回。あとは戦闘開始前のプロレスから開始直後までの1分間に☆4×1、☆3×3、☆2×1の計5回。さらにちさとを白熱させてくれたのは煽りネキのサクラ。「黙れ小僧」から始まり戦闘中の6秒間での☆3☆3、☆4が本作現時点での最大瞬間風速を記録!!「ひどいこと言ったあいつらをぶちのめしたい」「スカッとしたな?」もサクラのアシストによるものなので、ほんま名ヒールですわ。

☆☆★★★:5

いつも以上に☆3以上を連発させてしまったので☆2は減少傾向。

☆★★★★:2

今回素敵な台詞は発声も素敵だったのでほとんど残らなかったね。

3話のベストシーン

はい、もう分かりきっていますけれども。第3話の推しシーン、これまで最多の32シーンの中でも、初の☆☆☆☆☆をゲットしたこのシーンが3話のベストです!

15:16「私はきみと逢えて嬉しい!嬉しい嬉しい!!」

今回はこれまでで最も順当な結果になったけど、見直す前から予想してそれでも上回ってきたのでもう文句なしです。私がのめり込むきっかけになった3話、ついつい語り過ぎちゃいました(11,000字超え、これまで私が書いた記事50本ちょっとの中で2番目に長い…)。3話最高。

番外編

台詞の言い回しだけじゃなくカットや作画もご紹介。

0:24 鏡で顔の傷を確認するたきな

魚眼っぽく真ん中が引き伸ばされるレイアウトが好き。

0:56 OPのAメロ

初出の2話で言及すべきだったが、今回気づいたのでここで。足を出すテンポが各小節の2,4拍で裏打ちなのが良い。「けいおん!!」前半クールEDの「Listen!!」でもリズムに合わせてキャラクターたちが歩いているシーンが好きだった。あと同OPの「GO! GO! MANIAC」ではちょっと無理した早歩きみたいになってて、それも好き。あ!あとあと「たまこまーけっと」のOP「ドラマチックマーケットライド」もテンポに合わせたステップとその後のダンスが軽やかだった!とにかく映像が曲のテンポと合ってるの気持ちいい!

3:02 伊藤さん*11「今日の私には関係ないし」

わかる~~!!今やる気でないのは仕方ない、明日の自分が頑張ってくれる、って思うやつ~~そんで後からあの時の自分がはかどらなかったせいって過去の自分に責任転嫁するやつ~~😂😂

7:35 たきなが狙いを定める射撃ボードの裏からのカット

的中した弾で画面の視界がだんだん開けていくのがかっこいい!!

17:49 戦闘開始

レイアウトがすごく良い!観戦席後ろから、前から、ちさと、フキさく、ちさと達側からの観戦席、楠木司令、もっかいちさととフキさく、ダッシュからの一発目!!ペイント弾がスプラトゥーンみたいだな、と思った(多分スプラトゥーンがペイント弾にインスピレーションを受けている)。

18:39からの回想場面

本編で描かれたシーンが回想として再登場するのはこれが初めて(だったよね?)。ここ一番の大事な場面で使ってくれて最高!光が差し込んでたきなが立ち上がるところ!完璧な様式美!!!

20:26 楠木司令「生意気なクソガキだ」

ちょっと含み笑いしてからの楠木司令のこのセリフが良い!!そういうところも含めてちさとが気に入ってるんだね!!

20:57 フキ「二度と戻ってくるんじゃねえ」

17:37のセリフで引用したツイートを読んだ後なのでなおさら思うけど、フキはちさとと一緒にいたほうが性に合う、ということを後押ししてくれてるのかな。自由を奪われているリコリスたち、そこから逃れて自由にリコリスとしての使命を果たすことは、相当の実力者でないと出来ない(そうでなければ殺されてしまう)から、大半のリコリスたちはDAに縛られざるをえない、でもたきなにはDAの命令から外れた行動でも任務を果たすことが出来る実力がある、ということを認めた台詞に聴こえる。なんかそう考えると楠木司令が喫茶リコリコにたきなを飛ばしたのも、たきなに信念を大事にするちさとと過ごさせれば、たきなも何か彼女の性に合うけれどDAでは認められてこなかった考えを整理できるかもしれない、という親心なんじゃないかとも思えてきた。

22:02 たきな「きっと避けると思いましたから」

これまでそんなにちさとに対する信頼感を見せてなかったたきなが初めて信頼感を顕にした台詞!!1話では人質をおとりにするなんて常識はずれの行動に出て全然噛み合ってなかったちさたきが!!!ようやっとバディらしくなってきましたよ!!!

その他の感想

*3rdリコリスがちさたきの陰口叩く場面。明らかに格上なのにばかにするんだー。そういうとこやぞ。まあその後の演習アナウンスの後のリコリスの反応を見るに、陰口勢も一定数いる一方で、かつての相棒対決という胸熱展開を楽しみたい野次馬勢、ちさとのガンアクションを純粋に楽しみたい勢と言った視聴者と似た目線の層のリコリスもいそう。

*乙女サクラの登場の後弦楽器の4音でアイキャッチが映るところ、シックでカッコイイ!!てかサクラの名字、ふつうに「乙女」なんだ…珍しい名字だな…。さっきから何度か言及してるけど改めて。ここで完全に噛ませムーブかましてることで後半のスカッと展開につながるからいいキャラしてるわー!ツーブロックも解釈一致(笑)ちさとに対してお前呼ばわりとか覚えてろよ。と思ってたらボコボコにされてたからスカッとしたな?🤭ガラ悪ちさとをここまで引き出してくれたからある意味今回のMVP。

*楠木司令がちさたきとフキさくの因縁を晴らしてやるためだけに訓練させるとは思えないし、他のリコリスも招集しているところを見るに、彼らに演習をやらせたのは演習する本人たちのみならず、他のリコリスの勉強にもなるからという動機であり、やはりフキさくだけでなくちさたきの実力も確かに信頼しているのかなと思った。まあ一方で我々に逆らうとこうなるよ、という一種の示威行為をする目論見があったものの、DAの2人がこてんぱんにやられた、という可能性もあるが、ちさとの実力をよく知っている楠木司令のことを考えるとその線は薄そうだ。…と思ってたら17:37で紹介したツイートで完全な説明がされていた。前者+αが正しそうだ。

4話に続く

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22/8/16提出 22/8/21修正・投稿

*1:「五等分の花嫁」は2017年夏に原作連載開始、2019年冬クールにアニメ1期、2020年冬に原作完結、2021年冬クールにアニメ2期、今年5月にアニメ劇場版が公開。アニメ1期からは3年経過していて人気も一通り出たころにハマった。というかアニメイトにやたらグッズがあることで興味を持った作品だ。映画公開には滑り込みで間に合った。

*2:2019年3月に連載開始して2020年12月に好きになった。1年9ヶ月遅れ。

*3:「着せ恋」は2018年冬から連載中の漫画。今年冬クールのアニメ1期で爆発的な人気を得た。その評判は放送中にちらほら耳にしていたが、私が観始めたのは放映終了から3ヶ月遅れだった。

*4:チェンソーマン」は原作第1部が2018年12月から2020年12月に連載され、先月第2部の連載が始まった。アニメが今秋放映開始予定。第2部が始まりアニメ化する、人気再燃期序盤にハマったことになる。

*5:BDの1枚目の特典にオリジナル・サウンドトラックの1枚目がついてくることが発表された。

*6:ちなみに私はヤフオク!でしばしば円盤を入手してきたが、売ったことはない。円盤に限らず出品経験がない。

*7:厳密には画面外からたきなを呼びかける声はOP前に聴こえる。

*8:1話は「今日も天気で私も元気!」、2話は「やば!寝ちゃった!!」でいずれもお目覚めスタートだった。

*9:画面(実写映画で言うカメラ)が切り替わるのではなく、画面を動く人物を追いかけて背景が動いていったり、あるいは画面外にいる別の登場人物に連続的に切り替える動きのこと。

*10:むしろ見せつけるように、という感想を書いたツイートも見かけた。たしかにそのほうが正しそう。陰口リコリスはDAにたきなの居場所がないことの象徴、ちさとは喫茶リコリコに居場所があることの象徴。両方が同時にいるからこそ、千束の言葉がたきなにより刺さりやすいし、視聴者の我々にも伝わりやすい。ということだね。

*11:喫茶リコリコの常連でボドゲ会メンバーの漫画家。