はじめに
ついに12話のレビューまで来てしまいました。こんばんは。この記事はテレビアニメ「リコリス・リコイル」の12話で、安済知佳さん演じる主人公錦木千束の声が好きなシーンを集めてまとめた記事です。1話から読みたい方はこちらにアクセスしてください。
途中から読み返したい方は本ブログの「漫画・アニメ-リコリコ」カテゴリからご覧ください。
この先ネタバレ注意。まだ観てない方は観てからどうぞ。
与太話
8月にリコリコと出逢ってから、ちさとの声に心掴まれて、声の好きなシーンを毎話まとめつづける内に、積み上がったリコリコのブログ記事はこれで14本目。好きなシーンを別アングルから観てみたいと思ってお絵描きを始め、フォロイーさんのイラストや小説やちさたきアイドルパロ幻覚に熱中し、最高の二次創作をお届けしてくれるリコリコオタクの皆さんと交流したいものの、自分にはイラストも小説も生み出す力がない…と思っていたら、本業の進捗の進まなさのせいでお絵描き練習もブログもままならなくなってきた。
そんな2ヶ月が終わりを迎えようとしている。今から2ヶ月後に迫る、人生でも大きなセーブポイントになる締切に直面しないといけない。このアニメでは「2ヶ月」に大きな意味合いができたけど、私の人生でもその「2ヶ月」が大きな意味合いを持とうとしている。まあこれからの2ヶ月よりも今は、間もなく先の展開が気になってドキドキし続けたこの2ヶ月が終わってしまうのが寂しい。
ハマり始めた頃はまさかこんな展開を迎えるとは思っておらず、無邪気に注文した円盤が届いたものの、他のグッズを買うかどうかは最終回を観てから決めたいと思う。本人の誕生日の翌日に人生の最期を見届けてしまい、形見と化したグッズに囲まれて暮らすなんて私にはできない。9話を観終えてからハッピーエンドになることを信じ続けているものの、最終回を控えた今に至ってもそれを確信できないなんて、とんでもないアニメだ。大抵この種のハラハラというのは2時間のハリウッド映画を観るくらいでしか保てないものだけど、それを1ヶ月以上も持続させてしまっているんだもの。その緊張感とも別れを告げるのは寂しい。まあその後待っているのは自分の人生に起因する緊張感。こっちにはご都合展開も作為的なハッピーエンドも存在しない。でも何とかなるやろと思ってないと乗り切れない。笑
多分読んでくださる方のなかにはこの記事のタイトルに違和感を覚えた方もいるだろう。「尊い」とは第一義的には、余計なことを考えずにただただそのキャラクターを愛でる感情にあふれる様子を形容した言葉だと思う。この連載記事を最初に投稿したのが8月11日、6話まで公開されていた当時の私は実際、最終回までちさとを愛で続ける2ヶ月間が待っていると確信して疑っていなかった。しかしここまでリコリコを共に見届けてきた同志の皆さんには周知の通り、「尊い🎵🎵」なんて呑気にちさとを愛でられる日々はとっくに終わりを迎えてしまった。それでも「尊い」という言葉を使い続けるのはやはり、私がこの記事でフォーカスしている安済知佳さんの声の演技はシリアスな場面だからといって魅力を失うわけではなく、切迫感をもって心に訴えかけてくる。フィクションなのにここまで心を揺さぶられる安済さんの演技は、狭義の「尊い」とはずれるかもしれないが、やはりかけがえのない仕事であり、広義に「尊い」と表現するのが憚られるものでは決してない。そういう思いでここまでこの記事を書き続けてきたし、最終回がどんな結末を迎えても貫く所存である。
推し度合いの表記
自分語りが長くなった!!さて12話のレビューに戻る。個人的にはシンジにドン引きし、視聴者の代弁者としてこれ以上心強い存在はいない!!と思っていたたきなでも壊すことが出来ない壁への無力感を感じたAパート、久々のちさたき、久々のちさフキ、そして前話から八面六臂の活躍を見せるクルミが最高なBパート、そして倒したはずのボスが復活していてあと24分で終われるの?ていうかあと24分しか残ってないの??嫌だーーー!!!って気分になった結末。毎度毎度凝縮された高カロリーな話をお届けしてくれたけど今回は輪をかけて情緒不安定になる回だった。
本稿では推しシーンの推し度合いを5段階で表す。コメントでの台詞の引用において用いている"(ダブルクオーテーション)と'(シングルクオーテーション)は強いアクセント、弱いアクセントを表す。
☆★★★★
普通に聞いていて心地が良い。この星の数で取り上げている場合は、声以外の仕草などに特筆すべき魅力を感じたということである。
☆☆★★★
一時停止して聞き返してみたくなる。ここ以上を列挙していく。仕草など声以外の要素を踏まえると☆☆☆★★以上になっていることもしばしば。
☆☆☆★★
心拍数が上がる。声はなんとか留められる。ニヤニヤは抑えられない。
☆☆☆☆★
極まって思わず声を上げてしまう。あるいはうるうるする。
☆☆☆☆☆
理性消失。声にならない叫びを上げて思わず体を前後に揺らしてしまう。あるいは涙を流さずにいられない。
推しシーン全集
0:15「シッ…黙って…あいつは地獄耳だ」☆☆☆☆★
第一声で早速「かっこいい~~!!ちょっと待って~~!!」と叫んでしまった。そうそうこういうのを待ち望んでいたのよ!!弾が切れたのを見計らって鞄を慣性で放り投げるところからもうかっこいいじゃん、そんなところにこんな事言われちゃあもうメロメロじゃん!!!真剣な表情でかすれかけてる小声で「地獄耳だ」…かっこよ!!!しゅき!!!でその後「弾切れか?」って聞かれた後の外から差し込む光で照らされたちさとのシリアスな表情…どイケメンなんですが…?!?!
0:44 真島の耳元で銃弾を発射するちさと ☆★★★★
これまで真島に目というストロングポイントを封じられたちさとが今度は真島のストロングポイント・耳を封じる!!!あたまよ!!!こうかはばつぐんだ!!!その後の松岡さん as 真島の非殺傷弾打ち込まれて吐きそうになる声がめちゃめちゃリアル…!!
2:50「ハ…馬鹿だねえ」☆☆☆★★
DAよりも自分を優先してくれたことへの喜びを感じさせず、自分なんかのために人生を狂わせてしまうなんて愚かだ、と心から思っているのが伝わる口調。まああんたがこの世を去ってしまう方がDAに戻れないより重大なんだけどな!!!3話で試してみない?って言ってたじゃん!!!試した結果ちさとがいるリコリコのほうが良いってなったんじゃん!!!…でもこの声好きぃ~~~…。
4:29「だって…人に救われた命で誰かの命を奪えるわけないじゃない!」☆☆★★★
自分が心の支えにしていたヨシさん像が崩れていく戸惑いと、思想が正反対である人間に対峙した怒り…と言って良いのか…が混ざり合って声の震えに表れてるのがすごい。
4:45「幸せ…殺しが私の幸せなの?」☆☆☆★★
常に一本芯が通っていてエネルギーにあふれているちさとが、ここまで心細そうな声をだすのはレアで、そんな声も魅力的なのだが、そんな声を出させるに至ったシンジは決して赦すことは出来ぬ…!!
5:11「人形…人形か…うまいこと言うなヨシさん」☆☆★★★
「人形…人形か」まで絞り出したような独り言、「う"ま"いこと言うな」からは繕うようにトーンを上げた口調で絞り出す声。聞くに堪えない。その聞くに耐えなさが圧巻。シンジてめーもうちさとを娘呼ばわりすんじゃねえ。この後盗み聞きしてブチギレたたきながセーフティを解除する動作が細かくて良き。
6:50「バカにしないで!!!撃てるわけないでしょう!!!」☆☆☆★★
安済さんはどんなふうにこのシーンに臨んで気持ちを作っていったんだろう…でもたしかにそこにはこんなシチュエーションに直面させられたちさとがいた…。あっけにとられている…。
8:17「アアアーー!!!!」☆☆☆★★
もう真顔にしかなれないよ。まさかPV第3弾を見た時にたきなが鉄骨をよじ登るシーンがこんなシーンだなんて思わなかったよ…ちさとの慟哭がつらい…こんな声聴きたくなかった…
8:50「命を粗末にするやつは嫌いだ!!」☆☆☆★★
こんな酷い仕打ちを受けてなお自分の信念を一本芯に通しているちさと。その芯の通った声が心に残る。
9:13「私には世界よりも大切なものがいっぱいあるんだ…ヨシさんがくれた時間でそれに気づけた」☆☆★★★
この「~~なんだ」と力強く言い切る台詞、前にも出てきた気がする。ここだ。語尾が得意げに上がるのではなく下がって柔らかに着地するのが好き。
10:12「ヨシさんを殺して生きても!それはもう私じゃない!」☆☆☆★★
冷静さを欠くたきなに叫んで言い聞かせるちさと。それをわかっているから聞いた途端に脱力するたきな。9話の終わりから輝いていて無敵に思えたたきなの希望が摘まれた瞬間…😥
10:29「ありがとう…でも私はもう本当はいないはずの人…ヨシさんに生かされたから、たきなにも出逢えた。私だけじゃない。お別れのときは、皆に来るよ。でもそれは今日じゃない。そうでしょ?」☆☆☆★★
震えながら悲しみも混じった「ありがとう」、穏やかにたきなに言って聴かせて最後に包み込むような優しい声で着地。ちさとが長年人生の終わりを見据えながら出した結論は理解するし筋も通っているかもしれないけど…でもそのいないはずの人に人生を動かされたたきなにとって、ちさとは紛れもなくいる人なんだ。これからもいてくれなくちゃ困る人なんだ。だいたい誰だって命を授かって生まれてきたし、きっと現代医療のお陰で死の危機を切り抜けた経験が見えるにせよ見えないにせよあるんだ。目の前に命を延ばせる手段があるなら選んでもいいんだよ、というか選んでよ…千束のことが好きな皆のために…。
15:32 撃たれた敵のヒットポイントから見える非殺傷弾の紅い硝煙 ☆★★★★
これだけでちさとが援護に現れたことが分かるのまじかっこよすぎるんだよなああ~~~!!!!で久々に流れた「反撃開始」はこれ以上ない劇伴!!最高!!!
15:54「フキ! フ~キ~!(何だ!!)やめて」☆☆☆★★
ちゃんと聞き入れるのを待ってる千束とブチギレて我を失いかけてるフキ、どっちも最高すぎる…!!
16:32「あ~~ないないないえっどっ…どこ?!えど…あ~~ないない!」☆☆☆☆★
なんか尺稼ぎアドリブっぽい躍動感が好き😂😂
16:39「え~~えっゆーえす…USBって?難しいこと言わない!」☆☆☆★★
やっぱフキといるときのちさとイキイキしてて大好き😂😂
17:12「う~~んもうちょっ…ちょいちょいちょいちょい…あ~…ッヌぅ!!」☆☆☆☆★
ちょいちょいちょいの変化球いただきました~😆😆手が届きそうで届かないのを声で表現するのが圧巻ですよ、ブラボーですよ!!!
19:48 銃弾を涼しげに避けるちさと ☆★★★★
そよ風吹いてる中を散歩してるのかな?ってくらいこともなげに銃弾を避けるちさと、カッコイイ~~~~~~
20:24「えぇ、マジ?スマイルしたほうが良かったかなぁ~」☆☆☆★★
営業スマイル猫なで声最高!!!久々にたきなと気の抜けた会話してる~~最高~~!!!
22:02「下へ参ります♡うん?わあ~!私のバッグ♪♪」☆☆☆★★
ハートが聞こえた、確かに聞こえた、かわいい。これ以上なく無邪気にはしゃぐちさとはまるでかごに捕まる鳩のようだと初見時には思っていたけど、「うん?」で気づいてるんだなここ…細かい…!!
集計結果
はい、情緒のアップダウンで風邪を引きそうになる12話がようやく終わりました。いやようやくと言えど体感時間は7話に次いで短いんじゃないか。目次形式で全シーンをおさらい。
- はじめに
- 与太話
- 推し度合いの表記
- 推しシーン全集
- 0:15「シッ…黙って…あいつは地獄耳だ」☆☆☆☆★
- 0:44 真島の耳元で銃弾を発射するちさと ☆★★★★
- 2:50「ハ…馬鹿だねえ」☆☆☆★★
- 4:29「だって…人に救われた命で誰かの命を奪えるわけないじゃない!」☆☆★★★
- 4:45「幸せ…殺しが私の幸せなの?」☆☆☆★★
- 5:11「人形…人形か…うまいこと言うなヨシさん」☆☆★★★
- 6:50「バカにしないで!!!撃てるわけないでしょう!!!」☆☆☆★★
- 8:17「アアアーー!!!!」☆☆☆★★
- 8:50「命を粗末にするやつは嫌いだ!!」☆☆☆★★
- 9:13「私には世界よりも大切なものがいっぱいあるんだ…ヨシさんがくれた時間でそれに気づけた」☆☆★★★
- 10:12「ヨシさんを殺して生きても!それはもう私じゃない!」☆☆☆★★
- 10:29「ありがとう…でも私はもう本当はいないはずの人…ヨシさんに生かされたから、たきなにも出逢えた。私だけじゃない。お別れのときは、皆に来るよ。でもそれは今日じゃない。そうでしょ?」☆☆☆★★
- 15:32 撃たれた敵のヒットポイントから見える非殺傷弾の紅い硝煙 ☆★★★★
- 15:54「フキ! フ~キ~!(何だ!!)やめて」☆☆☆★★
- 16:32「あ~~ないないないえっどっ…どこ?!えど…あ~~ないない!」☆☆☆☆★
- 16:39「え~~えっゆーえす…USBって?難しいこと言わない!」☆☆☆★★
- 17:12「う~~んもうちょっ…ちょいちょいちょいちょい…あ~…ッヌぅ!!」☆☆☆☆★
- 19:48 銃弾を涼しげに避けるちさと ☆★★★★
- 20:24「えぇ、マジ?スマイルしたほうが良かったかなぁ~」☆☆☆★★
- 22:02「下へ参ります♡うん?わあ~!私のバッグ♪♪」☆☆☆★★
- 集計結果
- 12話のベストシーン
- その他、印象に残ったシーン
- 4:02 シンジ「奴は死んだか?(え?)私をこんな目に遭わせた真島を殺したか?(…。)殺してくれたんだろう?(…ヨシさん…。)殺してないのか!」
- 5:04 シンジ「私はそんなことのために死にかけの人形のゼンマイを巻いたわけじゃないよ」
- 5:53 たきな「真島に武器を渡したのもお前、ウォールナットにラジアータをハックさせたのも殺したのもお前、…あああと松下もお前だ、そして千束の心臓を壊したのもお前。だけど、そんなことはもうどうでもいい。そのケースさえ手に入れば」
- 6:20 シンジ「千束…お前を活かす心臓は今はここだよ…私を撃って手に入れなさい。これで君はまだまだ生きられる。さあ、ためらうな。君自身の価値と人生を取り戻すんだ。その為なら、私は命を捧げるよ」
- 7:11 たきな「その心臓を、私が引きずり出してやる!!!」
- 7:31 シンジ「実弾を使え。友達が死ぬぞ。早く殺せ。」
- 10:06 たきな「心臓が逃げる!!」
- 11:01 クルミ「おーいお前ら無事かー!ミズキがうるさいんだ、早くしろー!」
- 12:46 フキ回想インサート「やっぱりお前使い物にならないリコリスだよ!」
- 14:15 エリカ「相棒に会えたかな…(ん?)…ううん!」
- 16:13 クルミ「おーおーすごい勢いだな。ああ~そっちはダメだ!」
- 16:45 フキ「お前わからず探してんのかっ…じゃあ何探してんだよ!!」
- 16:51 サクラ「乳繰り合うな!!ヤバイのが来てんだろぉ?!」
- 17:49 クルミ「百年早いわ!!」
- 18:27 DA本部オペレータ「識別、ウォールナット!!」
- 18:43 フキ「泣き言言うな!ファーストになりてえんだろ!」
- 19:18 合成音声の話す画面を眺めるフキと千束
- 20:36 ミズキ「チッ…帰ろ」/21:42 フキ「チッ…ったくバカなことを言うな」
- 21:25 たきな「たしかに…ひどいやつだ」
- 22:27 たきな「千束!千束ぉ~~~!!!」
- 最終回に続く!!!
☆☆☆☆☆:0
☆☆☆☆★:3
特に後半の制御室でのシーン2つ、こんなに清々しい☆4はめちゃめちゃ久々だった気がする…8話のAパート以来かな…長かった!!でもアバンの第一声もかっこよすぎて惚れ直すところだったよ!!!
☆☆☆★★:11
Aパートに7つ、Bパートに4つ。☆4も考えたらバランスが良い。Aパートは感情がむき出しになる様が克明に現れた圧巻の演技の連続だった。たきなも最後まで叫び続けるお疲れ様な回だったね。もう1話、頑張って千束を救ってくれ~~!!!
☆☆★★★:3
3つともシンジに対峙したときの台詞、一つ一つが重たい台詞だった…。
☆★★★★:3
声を発していないけど触れずにはいられない超絶カッコイイ場面が3つありました!!!やっぱちさとはこうでなくっちゃ!!
12話のベストシーン
先程狭義の尊い広義の尊い…などと歯切れの悪いことをゴニョゴニョ言っていたけど!本連載のスタート当初のコンセプトとして自信を持って推せるベストシーンがありました!!こちらです!!
17:12「う~~んもうちょっ…ちょいちょいちょいちょい…あ~…ッヌぅ!!」
ちさとのちょいちょい同好会会員としてはやはり外せなかったですね、状況に合わせた変化球も見せてくれてフキとじゃれ合う様子も見せてくれた最高のシーンでした😌
前回「もうちさとの寿命問題の解決にもゴールが見えてきたね!!!」とか言ってたのにそのゴールをぶん投げてしまったのはちさと張本人。わかる、ちさとの考え方ならそういう考えなのも分かるんだが…!!死んでしまったらもうおしまいなんだよ!!!その後の人生を大きく狂わされてしまうたきなのことも考えてあげてくれないかなあ!!!
いや~~もう終わっちゃうのか~~あっという間だったなあ~~信じられないな~~お陰様で療養期間も挟んでステイホームしてたけど充実した夏を過ごすことが出来た、ありがとう!!
なんか書き始めた時はそんな気分じゃなかったけどきょうは千束の誕生日!おめでとう🙌🙌生きて!!!
その他、印象に残ったシーン
4:02 シンジ「奴は死んだか?(え?)私をこんな目に遭わせた真島を殺したか?(…。)殺してくれたんだろう?(…ヨシさん…。)殺してないのか!」
ミカに「直接会って確かめたい」と言っていたちさとに否が応でも悟らせてしまうサイコパス台詞。いや、しかしこんなのまだ序の口なのだった…🙄
5:04 シンジ「私はそんなことのために死にかけの人形のゼンマイを巻いたわけじゃないよ」
なあ一時停止したらこれを言われたちさとが目を見開いてる表情で止まってしまって辛すぎるんやが!!!シンジが生きる希望だったことを懸命に伝えるちさとに最悪な返答だな!!!
5:53 たきな「真島に武器を渡したのもお前、ウォールナットにラジアータをハックさせたのも殺したのもお前、…あああと松下もお前だ、そして千束の心臓を壊したのもお前。だけど、そんなことはもうどうでもいい。そのケースさえ手に入れば」
ここのたきなの凛とした中にブチギレがこもっている口調がすごく良い。
6:20 シンジ「千束…お前を活かす心臓は今はここだよ…私を撃って手に入れなさい。これで君はまだまだ生きられる。さあ、ためらうな。君自身の価値と人生を取り戻すんだ。その為なら、私は命を捧げるよ」
いやほんと本作でダントツのドン引きシーンだわ。アラン機関の思想を叶えるためなら自分の命だって安いもの、前回もたしかにそういう旨のことを言ってたけどその比じゃなくドン引き…千束が一番やりたくないことを、千束が恩人だと思っていた自分自身に向かってやらせようとするのがエグい。引きの構図も千束の腰が引けてるのが見えて痛々しい。このカット割りはその痛々しさを表現するのにあまりに効果的だ。
7:11 たきな「その心臓を、私が引きずり出してやる!!!」
つらい、あまりにつらい、それを引き止めているちさとも、こんなことを言わなくちゃいけなくなったたきなも…(T_T)
7:31 シンジ「実弾を使え。友達が死ぬぞ。早く殺せ。」
これまでミッションを次々と遂行してきたシンジの右腕・姫蒲でさえもアラン機関の理念のためなら易々と切り捨てられるその狂いようが、血の通ってない口調によくこもっている。抑揚がなくて恐ろしい響き。
10:06 たきな「心臓が逃げる!!」
あれだけ精確な射撃を誇っていたたきなが一発も当てられず叫ぶこの場面。つらい。
11:01 クルミ「おーいお前ら無事かー!ミズキがうるさいんだ、早くしろー!」
轟音とともにこの閉塞感溢れる場面に飛び込んできたのはクルミだった。ありがとう。劇伴がなくてただヘリの音が響いてるのが良き。
12:46 フキ回想インサート「やっぱりお前使い物にならないリコリスだよ!」
ここまでほとんど劇中に出てきた言葉の回想がない中で台詞のリフレインがされるシーンが、3話の銃撃戦が始まる中噴水前でたたずむたきなとこの自分で言ったことを思い返すフキなのが好き。3話はたきなだけじゃなく他の人物にとっても重要な位置づけだったのだろう。フキがここで自律行動をするその判断能力、さすがファースト、やはりフキ。
14:15 エリカ「相棒に会えたかな…(ん?)…ううん!」
3話で自分には敵いっこない新たな相棒ができたことを目にしてうじうじしていたエリカが受け入れてりんとした表情を見せるここ、良ッッッ…!このあとフキサクの援護射撃をするところがめちゃめちゃかっこいいんだ!!
16:13 クルミ「おーおーすごい勢いだな。ああ~そっちはダメだ!」
このゲーム画面みたいなGUIでハックした管理システムを制御しちゃうの超絶クールだよね!!!
16:45 フキ「お前わからず探してんのかっ…じゃあ何探してんだよ!!」
口の悪さが極限まで高まって躍動感溢れるフキ大好き😂😂
16:51 サクラ「乳繰り合うな!!ヤバイのが来てんだろぉ?!」
「乳繰り合うな」、まじツボすぎる😂😂😂サクラ大好き😂😂😂登場時のスカした「ども~ッフッ…乙女サクラっすぅ~」が懐かしい😂😂
17:49 クルミ「百年早いわ!!」
いやいやいやちょいちょいちょい!!かっこよすぎるんだよなあ~~~!!!
18:27 DA本部オペレータ「識別、ウォールナット!!」
完全にここエヴァのノリだよねえ!(笑)識別!とか他で聞かんよねえ😂
18:43 フキ「泣き言言うな!ファーストになりてえんだろ!」
フキ先輩かっこいいっす!!!一生ついていきます!!
19:18 合成音声の話す画面を眺めるフキと千束
特にフキの下まつげくっきりでポカーンとしてるアホ面が気が抜けてて好き🤭この合成音声のキャラクター、秋葉原で実際に天気予報とか喋ってるらしいよ、足立監督がデザインしたそうだよ!
20:36 ミズキ「チッ…帰ろ」/21:42 フキ「チッ…ったくバカなことを言うな」
ねえ作画担当に舌打ちこだわりニキがいるよねえ?!?!特にフキの舌打ち、これまでアニメでみた中で間違いなく一番きれいな舌打ちだったんだけど!!!
21:25 たきな「たしかに…ひどいやつだ」
こんなブラックジョーク言えるようになって変わったねえたきなは♪…まあその変えた張本人が自分の価値を極限まで過小評価してるんですけどね!!!まだ忘れたわけじゃねーからな!!!これじゃあ終われないからな!!!でエリカが「えぇ~?そうだけど!そうなんだけど!!」ってブラックジョーク言われ慣れてない感が好き🤭
22:27 たきな「千束!千束ぉ~~~!!!」
最高の叫びにインサートする最高の花の塔のイントロ!!!これ以上ない終わり方、えっどうなんの?てか1話で終わらせられんのこれ?えってかあと一話しか観られないの?!?!やだ~~!!!!!