読み鍋屋

杓子を逃げしものや何

文字数-4000~8000文字

好きな曲をギターのコード弾きで楽しむための備忘録 前編:押さえ方の体系的な整理

※アクセスしたときすぐに早見表を参照できるよう、本文は後ろに配置しています 本稿の目標 4本以下で頻出コードを全て表現できる最低限の押さえ方を網羅する Fコードで挫折してギターをインテリアにしている人にギターをさわってもらう 全押さえ方早見表 基…

2022年1-2月に出会った曲たち その2:羊文学編

様々なアーティストの曲を初めて聴いていっぺんにヘビロテする時期が訪れた今年の冒頭2ヶ月。そこで出会った曲たちをひとつの記事で書ききろうと思ったが、アーティストやタイアップ作品ごとにそれなりの分量になったので、それぞれ一つの記事にして好きな曲…

漫画「五等分の花嫁」のコマ割演出がすごい! その1 ~好きなコマ割10選~

はじめに アニメ「五等分の花嫁」をアマプラで観てすっかりハマってしまった。最初はラブコメディお決まりのシーンの連続をメタ的に楽しんでいたり、赤点なんだからちゃんと風太郎に従って勉強せえ、とやきもきしたりしながら観ていたが、やがて各キャラクタ…

「映画クレヨンしんちゃん 謎メキ!花の天カス学園」の感想

1.はじめに 1.1. ご注意 「映画クレヨンしんちゃん 謎メキ!花の天カス学園」を昨年秋の上映終了間際に滑り込みで観ました。楽しくてワクワクして励まされるとても良い映画で、観ていない人にも興味を持ってもらいたいと思ったので、その感想を書いてみま…

好きなクリエイターの新作ラッシュのお陰で中世日本の解像度が上がる

はじめに 今クールのエンタメ作品がアツい! 今クールはリアタイうきうき作品が多い。伊藤沙莉の出演する月9ドラマ「ミステリと言う勿れ」、高橋一生の出演するNHKよるドラ「恋せぬふたり」が先週から始まった。既に録画を溜めてしまっているが、朝ドラ「カ…

赤い公園のラブソングは絶品

はじめに 赤い公園は昨年5月に解散した女性4人組のバンドである。ギターの津野米咲さんがほぼすべての楽曲の作詞作曲を務めていたが、2020年10月に急逝してしまった。それ以来私は精神的に不調な時期が続き、しんどい気分になるのを避けるために赤い公園の曲…

放課後ティータイムのギタリストとしての唯ちゃんをたどる その2

はじめに テレビアニメ「けいおん!」の主人公たちが組むバンド「放課後ティータイム」のギター平沢唯の誕生日を祝う企画として、唯ちゃんのギター演奏にフォーカスした連載記事を書き始めた。今回はその第2回。推しのことを存分に語っているので、今回は特…

TVドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫」と映画「TOVE/トーベ」を観て、恋愛・婚姻関係を解消した元パートナーの関係性について考えた

はじめに この1ヶ月に観て印象に残った実写ドラマが2つある。ひとつは今年の春クールに放送されたTVドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫」(以下「まめ夫」と表記)、もうひとつは昨年フィンランドで公開され、日本では今年公開された「TOVE/トーベ」(以下「TOVE…

2021年に初めて観た映画ランキング

今年も残すところあと一週間だ。今年は9月まで新しい映画やアニメを見るブームが訪れていたが、最近はその熱も冷め、今までに観たものをもう一度観たり、テレビドラマを観たりしているので、もう今年中には新しい映画と出会うことはなさそうだ。ということで…

「凛々爛々」と「事実は存在しない。在るのは解釈だけだ」に対して色々考えたこと

1.はじめに 1.1. きっかけ 「事実は存在しない、在るのは解釈だけだ」(以下、簡略化のために「ノー事実バット解釈」と呼ぶ)はニーチェが著書「権力への意思」で述べた言葉である。原文ではこうだ。 Nein, gerade Tatsachen gibt es nicht, nur Interpret…

放課後ティータイムのギタリストとしての唯ちゃんをたどる その1

はじめに 今日は私の敬愛する唯ちゃんの誕生日である。唯ちゃんを知ってから初めて迎える誕生日なのでうれしい。おめでとう。 唯ちゃんとは言わずと知れた、「けいおん!」に登場するバンド放課後ティータイム(以下HTT)のリードギターとボーカルを務める平…

音楽再生回数のインフレが止まらない

皆さんは音楽を趣味にしているだろうか。まあ音楽を聴かない人はあまり多くないだろう。ではあなたが今年最もたくさん聴いた曲は?あるいはこの10年間で最もたくさん聴いた曲は?そんなの数えてないから、あるいは再生端末をいくつも使っているからわからな…

津野米咲さんの一周忌に寄せて

はじめに 今日で私の敬愛するミュージシャン、津野米咲(つのまいさ)さんが亡くなってから1年になった。一周忌にどんな文章を寄せるのが適切かわからない。津野さんに思いを馳せる一日であることには違いなく、そのために津野さんを喪ったこの一年の私の人…