読み鍋屋

杓子を逃げしものや何

この錦木千束が尊い!! #7

はじめに

リコリス・リコイル」主人公の錦木千束の声が素敵なシーンを総ざらいする連載記事「この錦木千束が尊い!!」、第7回です。

だんだん物語が佳境に近づいてきたリコリコ、この記事を私は9話放映前に書いています。キャストもスタッフもハードルを上げる発言をしてまで推しているこの回、ドキドキする。7話は楽しくて艶やかでシリアスで、すごーく濃い内容なのに、でも体感15分で24分が終わってしまう大変不思議な回。気合い入れてレビューしていきます。

今回も、テレビアニメ「リコリス・リコイル」の、主人公錦木千束の声が好きなシーンを集めてまとめていきます。1話から読みたい方はこちらにアクセスしてください。

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推し度合いの表記

粛々と本題に入ります。本編を観ていない方はまずご覧になることをおすすめします。

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今回予想するベストシーンは車内でのあの台詞。以下のような基準に従って星でその台詞の推し度合いを表す。また、コメントでの台詞の引用において用いている"(ダブルクオーテーション)と'(シングルクオーテーション)は強いアクセント、弱いアクセントを表す。

☆★★★★

普通に聞いていて心地が良い。この星の数で取り上げている場合は、声以外の仕草などに特筆すべき魅力を感じたということである。

☆☆★★★

一時停止して聞き返してみたくなる。ここ以上を列挙していく。仕草など声以外の要素を踏まえると☆☆☆★★以上に値するリアクションを取っていることもしばしば。

☆☆☆★★

心拍数が上がる。声はなんとか留められる。ニヤニヤは抑えられない。

☆☆☆☆★

極まって思わず声を上げてしまう。

☆☆☆☆☆

理性消失。声にならない叫びを上げて思わず体を前後に揺らしてしまう。

推しシーン全集

0:19「ぶっ…フッハッハッハ」☆☆☆★★

最初からシリアスな試験のようなシーンかと思いきや、書き上げたイラストがひどすぎる😂😂特にたきな😂😂この人を苛立たせるコスパが最強なちさとの笑い声好き😂😂特に堪えられなくて吹き出す「ぶっ」がポイント高い!

1:14「君は…何モンだ?」☆★★★★

片手振ってちさたきのイラストをシャッフルする仕草めちゃんこかっこいいね!!!

2:50「ありがとうございましたぁ、明日の昼休憩に阿部さんも来ますから」☆☆☆★★

なんだろうなこの聴いただけで安心するのんびりした挨拶は…。今すぐ喫茶リコリコの常連になりたい、どこですか。

「ありがとうご’ざ’いまし”た”ぁ」、と語尾にアクセントが来るのでのんびりして安らいだ感じが表現されている。

3:08「絶対終わらないよ~ヒヒヒ」☆☆★★★

連続で良き良きの良き、ちさとにはずっと喫茶リコリコにいて欲しい。。。

「”ぜ”っ’た’いおわらないよ~」って感じのアクセント、でも別に強く主張したい感じのニュアンスではないので強すぎずに。

3:44「あ?…あ~プレートね?お手洗い済んだら出しとく~~~」☆☆★★★

絶妙な間です。「あ~~プ'レ'ート"ね"?」までちょっと我に返りながら言う感じ、その後は普通に話し口調。

その次の「bar forbidden?」の言い方は3話9:45の「通信障害!?」の発音をちょっと弱めにした感じ。2音節目にアクセント。

4:34「皆さん…リコリコ閉店のピンチです」☆★★★★

ここの考え込む顔見て!!!眉毛のキリッと感がシリーズ随一だから!!!

5:01「いーや、先生をたらしこんで私をDAに連れ戻す計画じゃわ」☆☆☆★★

この「じゃわ」かわいすぎない??!!!聞き流しかけたけど聞き流せないねえこれは!!

5:09「あ~あ~あ~そうじゃないよ~たきな~~フフ~~ンがう違う違う違う…」☆☆☆★★

3話で「私の居場所はDAにない!」をやった後にたきながそれをネタにしてちさとが甘やかすくだりが定着してるの良き。とはいっても甘やかすちさとのことをたきなはうっとおしく思ってそうな顔だけど(笑)

初見ではあまり気に留めてなかったけど、この方のツイートを見て確かに!!となった。

5:24「ええ~そんな、寂しい~~~~~~」☆☆★★★

「ゥえゥえ~そんな"さ~び~じ~"」みたいなイントネーション。甘えてるちさとずっといいな。

5:47「そうでしょう?!」☆☆★★★

誰もちさとを引き止めてくれずに焦るも、ちゃんと皆をまとめることが出来て張り切る声が良き。「そうで"しょ"う!」と尻上がりになってくアクセント。

6:24「ないないないないない」☆☆★★★

ミズキとの息の合いももちろん、手の動きとテンポよくぴったりリンクしてるのが面白い。

10:20「おぉ!フキいらっしゃい!」☆☆☆★★

やはりフキ。フキと喋る時のちさとが一番イキイキしてる。「お”ぉ!””フ”キい’ら’っしゃい!!」みたいなインテーション。

10:34「え?あ…ああああうんうんうちのコンピュータの人」☆☆☆★★

ねえテンパリ演技めちゃめちゃ上手じゃない?!「エ…あ…ァ"あ"ぁあぁうんうんうちの'コ'ンピューターのヒ'ト'ぉ」みたいなイントネーション。DAとは明言してないしちさとは嘘ついてない(笑)しかしこれ後でフキが楠木司令に報告して「喫茶リコリコに情報屋…?私は配属させた覚えないぞ」とかいう話になってバレるパターン割りとありがち。危ない橋渡ってんな🙈

11:08「ん?…こいつこいつ!ねえたきな!!」☆☆★★★

フキの照れシーンでニヤニヤしっぱなしで思わずスルーしちゃうところでした。笑 「ん?」→「"こ"いつ"こ"い'つ'!」→「"ね"え'た'き"な"!」とどんどんトーンが上がっていくのが良き。

12:01「食べまぁす!」☆☆☆☆★

サクラしばいてるフキのシーンの後だからハードル高くなりますよこれは…と軍師顔かまして再生し直した直後に思わず「ハイストップー!」と言って止めちゃったこのシーン。笑 ミカの前で小芝居打つこの場面、上機嫌な(演技をする)ちさとが観られて大変幸福であります。発音的には4話20:06の「捨てまぁす」と一緒だね。てか2話で馬鹿にしてた割には上ずってるミズキのほうが演技下手じゃない??(笑)ちさとが元気で私も元気。もっかい流しても思わず「ああ…好き!」とつぶやいてしまった。

てかこのシーン10秒巻き戻すごとにサクラがフキにしばかれるの笑っちゃう😂😂サクラごめん😂😂

12:26「いや…うどんはどこかなぁと」☆☆☆★★

ちょっとちさとの声かどうか確信が持てないけど、クルミは跳びながらずっと「ぴょーん ぴょーん」って言ってるし(何で跳んでんねん😂)、たきなは次に台詞言うし、ミズキも口元動いてないのでちさとの台詞認定した。

完全にミカが再度ドアを開けたときの時間の止まりようが「ダルマさんが転んだ」なのが好き😂😂「いや…」が首しめられたまま絞り出すように出されたみたいな声なのすごいリアル(笑)その後同じトーンで喋りだすのも好き(笑)よくミカさんに疑われなかったな(笑)ほんでスーツの形したものいじりながら「ここにうどんはありませんでしたー」って声出してるたきな、声は一番平静を装ってるけど明らかにそんな場所にねえだろって場所をいじってて全然冷静じゃない😂で、そんな彼らを前にしても特に疑うこともなくやはり上機嫌に「うどんは納戸だ」っていうミカさんも含めて最高に楽しいシーン。笑

13:02「あ、そう!私にもそういう才能があっちゃうかなぁ?」☆☆★★★

衣装ばり妖艶なんですが!!!そんな装いで普段どおりのトーンと笑顔を見せてくれるそのギャップ!!!好き!!!ほんで劇伴も超カッコイイ!!!

イントネーションは「あ…"そ"う!」で嬉しそうに驚いて、「私にもそういう才能が」までなだらかなカーブを描くようなトーンの上下が見られる。一音ずつ丁寧に発音されてて聞き取りやすく心地いい。シームレスに「”あ”っちゃうか’な’ぁ」までずっと耳触りの良い台詞!

13:09「ヒヒ…ありゃ勘だよ!弾より速く動けたらメダル取れるんだけど!」☆☆★★★

ちさとの好きな喋り方上位にランクインする含み笑い、ありがとうございます!!3話15:47の「それで失敗も多いんだけど」みたいな、そのまま一文続きそうな余韻を残しながら一旦その文を終わらせる口調*1、あまり聞き慣れなくてクセになる。否定しながら手の甲を外にしてフワッと出す動きがここの作画推しポイント。

しかし弾を避ける才能が勘なんて言葉で片付けられないことはちさと自身が一番わかっているはずで、その上でそういう含みを言葉尻に一切含めてないこの言い方…「その才能」に向き合って話をするちさとがこの先待ち受けてそうで怖いね…。でもそうしないとこの物語は終われないとも思う…。

13:16「なんちゅうこと言うんだ貴様」☆☆☆☆★

はい!声に出して読みたい日本語いただきました!!口悪かわいいちさとコレクションまたいただきました!!!この回観た後何回かリフレインした。笑 ちょっとタメが入ってからの「ンなんちゅうこと…」と飛び出していくようなトーン、何度でも聴いてたい!!!

13:28「やべえなこの雰囲気!」☆☆☆☆★

だから言ったじゃない、口悪かわいいちさとには弱いんだって!!!テンション上がって上ずったトーン最高です!!思わず「あ、好き!!」って言っちゃった!!!「や'べ'えなこのふん"いき"」って感じのトーンです!練習してみよう!!

13:43「ミッションスタート」☆☆☆☆☆

扉開くじゃん、ちさとの全身映るじゃん、アダルティでめっちゃ似合ってるじゃん、か~わ~い~い~って叫ぶじゃん、ほんでこんな台詞ぶち込まれちゃあもう!!ノックアウトでございますよ!!!アイキャッチだけじゃなくて本編まで椎名林檎的妖艶さ出しちゃってもう!!ありがとうございます!!!もはや声による加点とビジュアルによる加点の切り離しができないわけですが!スカウターぶっ壊れたのでもう☆☆☆☆☆です!!全話通して2度目!!

15:09「こっちこっち!」☆☆★★★

落ち着きを取り戻しております。ヒソヒソ声大変良き。

15:34「え…ヨシさん…なの…」☆☆☆☆★

DAを出て喫茶リコリコで働き始めた動機であるお礼を言いたい恩人が目の前にいることを悟った喜びと、不意に知らされたせいで状況が飲み込めない様子が共存したアンビバレントな響きがすごく良い…!!

15:53「ごめんなさい!先生のメールをうっかり見ちゃって…」☆☆☆☆★

尾行してしまった罪悪感と、ついに恩人が目の前に現れて重要な場面に直面していることを意識せずにはいられない緊張感…!!それを声で表現しちゃう圧巻の演技であります!!!

17:26「またお店で…!待ってますから!…待ってます…」☆☆☆☆★

「ま'た…お'"店で"…!"待"ってますから…’待'ってますゥ」という感じ。一回目の待ってます、は気丈に力強く、しかし二回目の繰り返しは力なく。最後は間延びしてぶりっ子する時の口調と近いと感じるかもしれないが、そこには似て非なる不安げな響きが同伴する。非常にレベルの高い台詞。

お店で話した時の穏やかなヨシさんとは明らかに違う突き放された感じに不安を隠せないちさと、それをめまいショット*2で表現するのがやはり唸らされる!!!模範的めまいショットです!!引きの絵はちさとごとズームアウトしていてその使い分けもすごい。

めまいショットについて言及したツイートをしている方もいた。

これを見てPV確認してみたら、どうやら3話にも使われていたみたいだ。

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本編を見返したらたしかに11:51の「成果を上げれば私はDAに戻…」「そんな事を言った覚えはない」の後で使われていた。でもやっぱり尺の長さも違うし、今回のシーンのほうがより効果的に使われている気がする。

19:44「何で黙ってたの?」☆☆☆★★

「”な”んでだ’ま’ってた’の’?」という感じの発声。「なんで」まではミカを追及する厳しさが感じられるがその後は子どもに尋ねるような穏やかな声。

何か皆この回では車内で髪を結ぶ仕草で垣間見えるちさとの脇とか、つい立ち止まったちさとの尻に勢い余って顔を突っ込ませちゃうたきなとかに色めきだってる印象だけど、いやたしかにそこもドキドキすることを否定はしないが、アランのチャームを弄ぶちさとの指先がどアップになるこのシーンがダントツでえっちじゃない…?!めっちゃドキドキしない?!なんで誰も話してないの…?!とか思ってたらちょっと落ち着きを取り戻してミカを努めて穏やかに追及するちさとの台詞で撃沈。

19:52「約束を守ったんだ…その方が先生らしい」☆☆☆★★

「約束を守ったんだ…」まで、最後フェードアウトしていく前からちょっと声が消え入り気味なのがすごく良い。「その方が先生らしい」ははっきりと聞き取れる発声になって、相手に聴かせようとする意思が感じられてこちらもすごく良い。

20:04「やるなあ、千束を欺くとは」☆☆☆☆☆

指先にドキドキしていたあとでちさとがこっちを向くこのカット!!「好き~~~!!」と叫ばずにはいられんよ!!

「千束を欺くとは」でちょっと声を絞ってニヤッとするところが大変良いです。

20:13「良いって!気にすんなよ!」☆☆☆★★

「ヒヒ…”良”いっ”て”ぇ!気ィにすんなよォ!」という感じ。
自分のことでもいっぱいいっぱいだろうにミカを慰めるちさと、本当に良い子だ…幸せに暮らしてくれ…ヨシさんの言うことなんか聞かなくて良いんだ…!

21:35「えぇ~殺しちゃったの、ダメだよ殺しちゃあ!」☆☆☆★★

「えぇ~殺し"ちゃ"ったのォ、だァ"め"だよ殺しちゃあ~」てな感じ。だぁめのこぶしが効いたタメがツボ。

こうやってあれだけ重厚で対象年齢がグッと高まるシーン続きだったこの回も、ちさとの空元気とEDの快活なイントロで押し切られてしまうんだ我々は。しかしこれを空元気と言ってしまって良いのか、そうするとちさとはずっと引っ掛かりを視界に入れないようにしながら空元気を続けているって事にならないか…?それに目を向けない視聴者もちさとを取り込んで内面化しているんだろうか…。

21:46「へへ…すぐ戻りますって~たきなに怒られちゃうから!」☆☆☆★★

まあ一つ前の台詞で言及したことは一旦置いておいて最後までちさとの声の魅力にフォーカスする。本稿の主題はちさとの声の魅力だから。「ヘッへ…すゥぐ戻りますってェ~たきなに怒られちゃうからァ♪」という感じのイントネーション。やっぱりこういう機嫌いい時にちさとの口から出る「たきな」の響きがどうしても好きです。最後まで情緒の上げ下げが激しすぎる。

集計結果

なんか終盤で最大瞬間風速がすごいことになってた気がする7話、そして箇条書きの原稿を見出しにしながら見返したら5分台のシーンが遠い昔のように感じられた7話、いくつのシーンがノミネートしたのでしょうか。全シーンおさらいを目次でどうぞ。

☆☆☆☆☆:2

3話以来の☆5、しかも2つ…!2つも出しちゃっていいの…?というメタ的な理性が飛び出してちょっと悩んだけど、やっぱりじっくり観て感じたあの感情の高ぶりは☆☆☆☆☆に値するものでした。どっちを選ぶか難しい…!!

☆☆☆☆★:6

まさか「なんちゅうこと言うんだ貴様」に並ぶシーンが6つも、しかも上回るシーンが2個もあるとは思わなかった…!!12分経過した「食べまぁす!」でようやく1つ目だったが後半畳み掛けるように☆4を連打してしまった、特に13:16から30秒間の☆4、☆4、☆5と、15:34から約25秒間の☆4×2、圧巻だった…!その後2分出番がないにも関わらずこの濃度だった。クライマックスの持って行き方が上手過ぎる。

☆☆☆★★:12

☆4と☆5が合わせて8個もあったのに☆3も12個て…☆3は初っ端からコンスタントに連打されていたのであった。。。

☆☆★★★:9

これだけのシーンを重ねておきながらまだ9個も☆2があるんかい!前半に固め打ちしていた。

☆★★★★:2

☆1も久々の登場。

結果、合計31シーンでのべ90個の☆を供給したことに。シーン数は3話の32シーンに次いで2位、のべ☆数も97個の3話についで2位でした。そんな気がした。3話と7話は脚本が同じ枦山大(はぜやま・だい、かな?)さんだった。この方の脚本は相性が良いのかもしれない。あるいは重要な回を任されているのかもしれない。いずれにしても次の枦山さん回が見逃せない…!

7話のベストシーン

2択なのにこれほど難しい2択があっただろうか…悩む…!!うーん(長考)…どっちも☆5だし両方ベストじゃだめですかね、ダメですか…分かりました…ではどちらかを切るのは断腸の思いですが…選ぶとしたら…

20:04「やるなあ、千束を欺くとは」

です!!PVでも採用されていたこのセリフ、この文脈で聴くことで何倍にも魅力的に聴こえる、というか背筋を伸ばして正座しながら聴かなきゃならない気分にさせられるシーンなのに、それでも突き抜けて好き!!!となってしまうそのパワーにベストシーンを贈ります。「ミッションスタート」もワイルドカードで決戦投票に進出です。どんどん終章へ向かっていく展開、皆さん刮目して見届けましょう…!

その他、印象に残ったシーン

他のシーンも、色んなキャラクターの台詞が次々と印象に残る回だった。その数は9個を大幅に上回る15個。いかに濃厚な回だったかがうかがえる。

0:38 フキ「お前らしか真島見てないんだから描けるわけ無いだろ!!」

いやグウの音も出ねえツッコミ😂😂😂今回も巻き舌が冴え渡ってますフキパイセン😂😂やっぱフキパイセンがいなくっちゃなァ~~!!フキとサクラ出てくると途端に躍動感が出ますわ😂😂

3:21 たきな「逃げてないです!」

ムキになってる人特有の声を張り上げてキッパリ言う感じがすごいリアリティある。笑

4:01 クルミ「固いのかなぁ…」

なんちゅうこと言うんだ貴様😂😂😂あとなんちゅう格好して廊下歩いてるんだ貴様!!

その後のちさとが一日中考え込んでいる演出の外観タイムラプス動画、往来する通行人が早回しになっていたり明るさが変わったりしているのがリアルで秀逸。

4:29 ミズキ「もうおっさんがこいちいのかなちさとちゃんは♡」

ほんとミズキ煽りスキル高い😂

4:53 クルミ「パンツとかな(笑)」 たきな (お盆ゴン!)

絶妙な間と強さのお盆芸ですよこれは!!(笑) たきなが左遷された事件のハッキング実行犯がクルミだと喫茶リコリコメンバーに明らかになった前回を経て収まったこの関係、大変よきです🤭

5:27 クルミ「たきなはお呼びじゃないんだろ?グェッ!…失言だった、すまんすまん」

グェ!が首しめられた鵜みたいで好き(笑)お盆ぶつけたあとそのまますりすりしてじわじわダメージを与えるたきなが地味に推しポイント😌

10:57 フキ「いえ…任務中なので」

完全にちょっと上ずったgirlの声なのよ!!!推せる!!!その後照れて怒鳴りつけられてるちさとがその様子をジト目で「素直にいただいたらいいのに…」みたいな顔してるところまで含めて推せる!!!

11:50 サクラ「何でいっつもミカさんの前でいいカッコするんすかぁ~(ヴゥ!!)何で?!」

「何で」はため息と同化した感じの言い方。何で?!の声の裏返りようが、煽り経験豊富なサクラでも想定外のリアクションすぎた感じが好き😂😂彼女は煽ってるつもりはさらさらなくて、良かれと思って助言してあげてるんだろうね😌

12:10 ミカ「戸締まりを頼むよ」

いつも穏やかなんだけどヨシさんとの逢瀬を控えて機嫌よく穏やかさが増すミカさん良き。

12:40 アイキャッチ

レスポール抱えてるちさとカッコイイね!!!群青日和をイメージしたってこれを描いた浮き足さんは言ってた!!東京事変大好きだから嬉しい!!!

しかしやはりレスポールと言えば唯ちゃんを思い出しちゃうね!!黒地にピンクのハートが書かれたデザインのシャツめちゃんこおシャン!!!ほんでそのあとの背中にレスポール抱えるたきなもカッコイイ!!!黒地のボディにヒガンバナが描かれてるのすごくシックで良い!!こういうステッカー売ってたら貼っちゃうかも!!

14:04 クルミ「データしか信用しないと人はどんどんアホになるな。お前も気をつけろよー」

いやすごい含蓄ある台詞よこれ。蒲焼太郎で。イチローメジャーリーグのレベルがデータを取り込みすぎてどんどん下がってるって言ってたのを思い出したし、それに限ったことじゃない。結局データは真実をさらけ出すと思いきや、データを見る人が見たい真実を作り出しちゃうんだよね~。「お前」とはミズキだけでなく画面越しの我々にも向いている。自戒。

で蒲焼さん太郎を口に入れながら声出してる感じが大変克明に伝わってくる秀逸なCVも白眉な場面でした。

16:55 クルミ「差別だ!」

ヨシさんとの会話が想定したような平穏な流れじゃなくて不穏だな…?って悟っているであろうちさとの不安を一旦脇に置くかのようにインサートされるクルミとミズキのコメディシーン…このアニメバランス取りすぎなんよ…ほんで視聴者もつい流されてしまって不穏さが増してる描写がどんどん積み重なってるのにも関わらずサクサク深遠に進ませられちゃうのよ…恐ろしい…!!

18:40 ミカ「覚悟なんか…あるわけないだろ」

「あァるわけないだろ」の力が抜けつつも芯を感じさせる発声が圧巻。これだけ名シーン連発のこの回の終盤に差し掛かってもなお、これだけ印象深いシーンが飛び出すの、本当すごい…!2時間の洋画観てるような重たさだよ…でも最初にこの回観たときには、このバーのシーンで折り返しかなって思ったくらいには時間が秒で過ぎていった…!!百合っぽい素振りを見せるシーンで視聴者を色めき立たせるのなんて本質じゃない、制作陣の実力が垣間見える重厚なシーンです。

21:03 クルミ「お前が低級だからだ」

いやこのシーン穏やかな劇伴に釣り合わないどぎついオーラをカマしてるミズキだけで抱腹ものなのに、カードがもう使えないと知って即座にオーラが消えるところからのトドメのこのセリフまで完璧過ぎる😂😂劇伴のトーンも下がっていくとこまで好き😂😂あとクルミの「日の高いうちから」って言い方も好き😂

21:17 ミカ「今日くらいは、休ませてやろう」

ちさとが重大な事実を知って抱え込めなくなって出勤が遅くなっているというだけでもわかるっちゃあわかるんだけど、明示的に描かれたシーン以上のことをミカは伝えたんじゃなかろうか…?と思わずにはいられないこのシーン。うーんでもミカから「殺しの才能を買われて…」みたいな話はされてなさそうだと後の回を観て思う。ミカがちさとの探していた人の正体を知っておきながらずっと隠していたことにショックを受けたということなのかな…?それも腑に落ちないな…単純にリコリコで働く理由だった謎が不意に明かされて状況を飲み込めないってだけで良いのかな…誰か解説してくださる方がいればお願いします。

8話に続く

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*1:まあ3話の該当シーンはその後も話し続けるけど、一旦一息ついてる感じは共通している

*2:ビデオカメラ本体を遠ざけながら画面中央の被写体のフォーカスを強めることで、被写体の大きさは一定ながら周りの風景がどんどん遠ざかっていく、観るものに不安を感じさせる演出技法。ヒッチコックが1958年の「めまい」で編み出した手法。ドリーショットとも呼ばれる